5月10日まで短縮営業の延長、キッズスクールの休講とします。
また予定しておりました、ホールド替えを延期、4月20日月曜日は、メンテナンス作業の為休業致します。
日頃よりディーボルダリングをご愛顧くださり誠にありがとうございます。
現在、ディーボルダリング全店は通常営業から時間を短縮し入場者数に制限を設け営業を続けております。
緊急事態宣言が発出された中で営業を続けることは社内で何度も議論を重ね決定致しました。営業を続けるにあたり、まず店内の消毒徹底、スタッフの健康管理、換気、利用人数の制限、スタッフとお客様のマスク着用の義務化などなどできる限りの努力を最大限行っております。
ただ、必ずしも安全というわけではございません。万が一の感染のリスクもありご来店されるお客様のご理解とご協力があっての営業続行となっております。
八王子店店長の光冨です。
緊急事態宣言が発出されると報道された際、正直私個人の意見は休業の一択でした。コロナという見えない敵に立ち向かうことも恐ろしくただ感染のリスクを最小限にすべきという見解でした。
それでも社内で議論を重ね、スタッフや会社と話し合う中で、先が見えないまま休業し店舗を守ることができるのかと不安にも感じていました。罪悪感が拭い去れないままの営業は精神的にもかなり負担が大きく、これでいいのかと毎日自問自答を繰り返していました。
粛々と営業を続ける中で、ご来店くださるお客様、一緒に働くスタッフからお店を開けてくれありがとうと感謝の言葉を頂戴することも。このまますべてのクライミングジムが休業してしまうとおそらく閉店せざるを得ないお店も出てくると思います。
休業すれば事業の継続は困難になりここで働くスタッフの働く場所がなくなり、これまで利用してくださった多くのクライマーの集う場所がなくなる。「クライマーを増やす」というディーボルダリングのコンセプトの一つが実現できなくなるかもしれない。今も不安な気持ちはありますが、ただ不安だけを抱え何もしないより、今できる最大限の努力をして営業を続けていこうと思うようになりました。
何が正解で何が間違っている、誰が正しくて誰が悪いそんな小さなことを言い争ってもクライミング業界の発展には何一つならない。それぞれが知恵を出し合って今できることをやっていく、気づけばこの一択になっていました。
現在は、フルタイムを含めたアルバイトスタッフは自宅待機とし、社員だけで各店舗を運営しております。お客様はもちろん、今まで一緒に働いてくれたスタッフがまたディーボルダリングに戻ってきてくれるようにこの場所を守っていかなくてはという使命感をもって店頭に立っています。
クライミングが好きなクライマーの為、数あるクライミングジムの中からディーボルダリング選んできてくださるお客様の為にディーボルダリングとして営業を続けてまいります。
そしてこの危機を乗り越えるために今後もより多くのクライミングジムと連携をとり、クライミングを衰退させないために今できることをひとつずつ行っていきたいと思います。